導⼊事例 3:ペンキャップラベラー<文具メーカーさま>

 

 【導入事例 3】
 狭い範囲へのラベリング
 高精度ラベル貼りの導入事例をご紹介!

 

 文具メーカー        天面貼りラベラー        高精度貼り         狭い貼り付けスペース 


導入の背景/課題

⽂具メーカーさまでは、油性ペンのキャップという極めて狭い範囲に作業者がピンセットを使⽤して表示ラベルを貼付していました。精度よく⻑時間連続して貼り続ける作業は作業者の⼤きな負担であり、⽣産性が上がらないという課題を抱えられていました。また人手での作業のため、ラベルがキャップ先端からはみ出して貼付されてしまうものも出てしまい、他の製品にラベルがくっついてしまうという問題もありました。そこで当社にラベラーで精度よく貼れないかとご相談いただき、また、合わせて設置スペースが狭いため、なるべくコンパクトなラベラーにして欲しいとご要望をいただきました。


解決へのご提案

システム概要

油性ペンのキャップをホルダーにセットし、ラベル位置決め装置により±0.5㎜の貼り付け精度でラベルを⾃動貼りしました。狭い貼り付け位置へも精度よく貼ることで、ラインの⽣産性を向上させるシステムです。

〔 ポイント 〕
・特殊ラベル位置決め装置の採⽤
・ラインの⽣産能⼒に対応したロータリー⽅式

【導入頂いた製品】
  1. 制御盤内蔵型ラベラー
  2. ラベル位置決め装置
  3. ロータリー式製品搬送装置
  4. パーツフィーダー
ALS-204(後継機種XLS-204)+パーツフィーダー

ALS-204(後継機種XLS-204)+パーツフィーダー

ペンキャップ先のラベルサイズ

ラベル位置決め設置により±0.5㎜の貼り付け精度で自動貼りが可能です。

ワークとラベル

ワークとラベル

⇒パーツフィーダーについてはラベラー用語集をご覧ください。


ラベラー導入後の効果

【 課題 】
● 油性ペンのキャップの先端という極めて狭い場所へピンセットで手貼りしていたので、生産性がとても悪かった。
● ピンセットで精度よく⻑時間連続して貼り続ける作業は作業者にとって⼤きな負担であった。
● キャップ先端からはみ出してラベルが貼付されてしまったものが別製品とくっついてしまうという問題が生じていた。
【 効果 】
手貼り時の処理能力は8個/分だったが、ラベラーにより処理能力が60個/分となり、750%の生産効率アップに成功した。
● ⼈⼿では困難な⼯程を⾃動化することにより、作業者の精神的な負担がなくなった。
● ±0.5㎜という⾼精度貼りによって、ラベルが他製品とくっついてしまうというトラブル発生を回避し、品質の安定化に繋がった。
 

ラベルのご利⽤⽅法やシーンなどをお伝え頂ければお客さまに最適なラベラーをご提案させていただきます。
ご不明な点は以下の「お問い合わせ」よりぜひお気軽にご相談ください。

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