導⼊事例 12:空袋ラベラー<食品メーカーさま>

 

 【導入事例 12】
 扱いにくいチャック付き空袋
 安定供給&ラベル貼付の導入事例をご紹介!

 

 食品メーカー        空袋ラベラー        印字         供給フィーダー 


導入の背景/課題

食品メーカーさまでは、製品パッケージの表面にキャンペーン用のラベルを貼ることを検討されていました。ラベルはキャンペーン期間中だけの貼付になりますが、対象製品は生産量が多いため自動化が必須の案件でした。また、ラベルを貼付する空袋(製品パッケージ)は、コシがなく、静電気でくっつきやすいため、1枚ずつピックアップし、自動搬送することが難しく、当社にご相談いただきました。本件の空袋はチャック(ジッパー)が付いているため、チャック部とその他の部分で厚みが異なり、集積もしずらいという問題がありました。併せて、貼付するラベルにはキャンペーン用の印字をしたいとのご要望をいただきました。

解決へのご提案

システム概要

作業者がチャック付き空袋をフィーダーにセットすると、一枚ずつベルトコンベヤ上に自動排出されます。コンベヤで空袋を搬送しながらサイドベルトコンベヤにて空袋の位置決めを行い、所定位置に印字したラベルを自動貼りするシステムです。

〔 ポイント 〕
・ロータリーフィーダーによる空袋の一枚ごとの自動搬送

【導入頂いた製品】
  1. ロータリーフィーダー
  2. 制御内蔵型ラベラー(印字機能付き)
  3. 製品搬送装置
  4. 回転スポンジローラー
ALS-204(後継機種XLS-204)

ALS-204(後継機種XLS-204)

ロータリーフィーダー

ロータリーフィーダー

ワークとラベル

ワークとラベル


ラベラー導入後の効果

【 課題 】
● キャンペーン用というイレギュラーの対応になるが、対象製品は大量生産品だったため、自動化がマストであった。
● 空袋は滑りやすく、静電気も発生するため、複数枚重なって繰り出されてしまう。
● 空袋はチャック(ジッパー)が付いているため、チャック部とその他の部分で厚みが異なり、集積がしずらく、扱いにくかった。
【 効果 】
● 供給フィーダー+ラベラーにより、処理能力は60袋/分の自動化に成功した。イレギュラー対応であっても安定した生産性を保持することができた。
下から繰り出されるタイプのフィーダーを採用することで、空袋の安定した供給を可能にした。
● 空袋の供給は追い積みが可能となることで、ラインを止めずに連続稼働が可能となった。ラベル貼付後は定数集積と払い出しを行うことで、空袋の扱いにくさを軽減させた。
 

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