資源循環プロジェクトへの当社の取り組み
資源循環プロジェクトとは
ラベル台紙の水平リサイクル※1プロジェクト
資源循環プロジェクトはラベル台紙を剥離紙からPET合成紙を使った「リサイクル専用台紙」に置き換えることで、使用したリサイクル専用台紙（ラベル台紙）を回収して再度ラベル台紙として使用するマテリアルリサイクル※2活動になります。
※1：使用済みの製品を、同じ用途に使うためにリサイクルする手法
※2：廃プラスチック類の廃棄物を、粉砕・溶解などの処理を行った後に、同様な用途の原材料として再生利用するリサイクル
資源循環プロジェクトはラベル台紙を剥離紙からPET合成紙を使った「リサイクル専用台紙」に置き換えることで、使用したリサイクル専用台紙（ラベル台紙）を回収して再度ラベル台紙として使用するマテリアルリサイクル※2活動になります。
※1：使用済みの製品を、同じ用途に使うためにリサイクルする手法
※2：廃プラスチック類の廃棄物を、粉砕・溶解などの処理を行った後に、同様な用途の原材料として再生利用するリサイクル
トッパンインフォメディアの取り組み
ラベル台紙はラベルが製品等に貼られた瞬間に役目を果たします。ラベル台紙（剥離紙）の特性上、リサイクルが困難であり、ほとんどは廃棄・焼却されます。
ラベルレス社会が進む中で、ラベル製造メーカーとしてのあり方に模索しているところ、「資源循環プロジェクト」にお声をかけていただきました。「今まで当たり前に廃棄していた剥離紙を循環させる」という環境配慮活動に共鳴し、2021年よりプロジェクトメンバーとして参画致しました。
当社はラベル製造だけではなく、ラベルを貼付するラベラーも対応可能なため、本プロジェクトの推進に貢献できると考えております。
以下、資源循環プロジェクトの公式サイトでも公開しております「ラベルの品質評価」について掲示いたします。
ラベルレス社会が進む中で、ラベル製造メーカーとしてのあり方に模索しているところ、「資源循環プロジェクト」にお声をかけていただきました。「今まで当たり前に廃棄していた剥離紙を循環させる」という環境配慮活動に共鳴し、2021年よりプロジェクトメンバーとして参画致しました。
当社はラベル製造だけではなく、ラベルを貼付するラベラーも対応可能なため、本プロジェクトの推進に貢献できると考えております。
以下、資源循環プロジェクトの公式サイトでも公開しております「ラベルの品質評価」について掲示いたします。
ラベルの品質評価について
インキ密着テスト
日榮新化(株)「エコマスラベル」をご採用頂いた場合の、印刷工程におけるインキ密着性能のテストを行いました。いずれのインキ・印刷方法に対しても、従来品同様のインキ密着性能を確認することができました。
| インキ | 印刷方法 | エコマスラベル透明50 資源循環 | エコマスラベル銀50 資源循環 | エコマスラベル白50 資源循環 |
|---|---|---|---|---|
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TOKA UV-161
|
オフセット
|
〇
|
〇
|
〇
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TOYO バイオマス
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オフセット
|
〇
|
〇
|
〇
|
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TOKYO ベジタブルオイル
|
オフセット
|
〇
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〇
|
〇
|
|
TOKA UV フレキソ
|
フレキソ
|
テープ：〇
スクラッチ：✖ |
テープ：〇
スクラッチ：✖ |
テープ：△
スクラッチ：✖ |
※クロスカットのみNG
※回収した「リサイクル専用台紙」を混ぜて製造したカミシャイン基材への印刷適正と、台紙裏面へのマイマーク印刷適正についても確認済み。（TOKA UV161/オフセット）
抜き加工テスト
抜き加工とは、ラベルの成形加工のことで、ラベルの表面から台紙の途中まで刃を入れることで余白を取り除きます。
ラベル台紙を「リサイクル専用台紙」に置き換えた場合の成形性能のテストを行い、問題ないことが確認できております。
ラベル台紙を「リサイクル専用台紙」に置き換えた場合の成形性能のテストを行い、問題ないことが確認できております。
ラベラーテスト
ラベル台紙を「リサイクル専用台紙」に置き換えた場合のラベラーテストを行い、ラベラー適正を確認いたしました。
ラベルユーザーさまの事例
資源循環プロジェクトの設立当初から参画している当社は、多くのラベルユーザーさまのラベル製造を行って参りました。
ラベル製造だけではなく、ラベル貼付の面でもラベルユーザーさまのお力になれるように、サポートさせていただきます。
ラベル製造だけではなく、ラベル貼付の面でもラベルユーザーさまのお力になれるように、サポートさせていただきます。
花王株式会社 さま
株式会社花王さまは、1990年代から環境に配慮した包装容器の開発をはじめ、様々な環境に配慮する取り組みを推進しておりました。2019年にはESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」を発表し、ESGを根幹に据えた経営に大きく舵を切ることを宣言しました。その一環として「資源循環プロジェクト」にご賛同いただきました。
ラベル台紙の水平リサイクルをご検討いただくため、封緘シールを製造いたしました。
ラベル台紙の水平リサイクルをご検討いただくため、封緘シールを製造いたしました。
シオノギファーマ株式会社 さま
シオノギファーマ株式会社さまは「資源循環プロジェクト」に参画し、2022年4月より実証実験に取り組まれておりました。本実験の結果に基づき、2023年3月より、「資源循環プロジェクト」における循環型の水平リサイクルスキームを医薬品商用生産として初めて適用し、使用済みラベル台紙の回収を開始しております。
実証実験では、剥離紙から、PET製フィルムへと材質が変わることに伴い、実際の生産設備を用いたラインテストを繰り返し、医薬品に求められる高い品質レベルを実現できることをご確認いただきました。
実証実験では、剥離紙から、PET製フィルムへと材質が変わることに伴い、実際の生産設備を用いたラインテストを繰り返し、医薬品に求められる高い品質レベルを実現できることをご確認いただきました。
「ラベルを使う、だからこそ」
当社は、多くのラベルユーザーさまに資源循環プロジェクトに参画していただきたいと考えております。
仕様に関する情報など、資源循環プロジェクトにご興味をお持ちのお客さまは以下よりぜひお気軽にお問い合わせください。
当社は、多くのラベルユーザーさまに資源循環プロジェクトに参画していただきたいと考えております。
仕様に関する情報など、資源循環プロジェクトにご興味をお持ちのお客さまは以下よりぜひお気軽にお問い合わせください。