PETボトル向け環境配慮型ラベルを開発
開発の背景
飲料業界においては、令和2年4月1日に法改正された「資源有効利用促進法」により、EC限定で完全ラベルレスPETボトル飲料の販売が開始されました。同時に、フィルムラベルを紙製ネックPOPに代替し、店頭で脱プラPETボトル飲料の販売が行われるなど、資源循環に向けてさまざまな施策が取り組まれています。また、環境に配慮した商品や商品パッケージも消費者に支持されるようになりました。
当社はそのような社会や消費者行動の変化に合わせて、これまでシュリンクラベルやロールラベルの代替としての小さなタックラベルやネックPOPなどをご提案してきましたが、今回、環境に配慮した素材を基材に採用したPETボトル用の表示ラベルを新たに開発しました。
「PETボトル向け環境配慮型ラベル」の特長
石油資源の節約
今回発売するラベルは、化石燃料由来のフィルムと同等の性能をもつため、従来のPPフィルムラベルの環境に配慮した代替品としてご利用いただけます。本ラベルに置き換えていただくことで、新たな石油資源の使用を削減します。
ISCC PLUS認証を取得
ラベル基材にはISCC PLUS認証※を取得したフィルムを採用しています。
※ISCC PLUS認証とは
ISCC(International Sustainability and Carbon Certification、国際持続可能性カーボン認証)は主にバイオマスの認証制度として欧州で普及が進んでおり、ISCC PLUS認証は、バイオマス原料や再生原料等の製品をサプライチェーン上で管理・担保する認証制度です。
ラベルの仕様
ラベルの用途
従来のフィルム系粘着紙と同等の品質を有するため、ブランドラベルをはじめ、POPラベル、キャンペーンラベルなどとしてご利用いただけます。
PETボトル向け環境配慮型ラベルは、2022年8月以降に本格的な販売開始を予定しています。
仕様に関する情報など、ご興味をお持ちのお客さまは以下よりぜひお気軽にお問い合わせください。
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