フィルムヒーターで車の解氷や防曇のお悩みを解決します

雪の中を走る車

車の防曇や解氷にはフィルムヒーターがおすすめです

近年、車で使用されるランプはハロゲンランプからLEDランプに変わりつつあります。LEDランプになることで消費電力が少なくなったりデザイン性が高いなどの良い点があるのですが、それにより1つ大きな問題が生じております。それは発熱量の低下です。今まではハロゲンランプの発熱でヘッドランプなどに付着した雪を解かすことができていたのですが、LEDランプだと発熱量が足りず、雪を解氷することができなくなってしまいました。
車についた雪は大きな事故につながる要因になり得るので注意しなくてはいけません。
たとえば雪がヘッドランプに着氷することでランプの光量不足が起きます。すでに雪で視界不良なところに十分な光量が発揮できないのはとても危険な状態です。走行前に雪を除雪したとしても、走行時にはどんどん雪が着氷してしまうので、危険度が増す状態となります。
その他にも自動車に搭載されている人感センサーや衝突防止用のセンサー部分に雪が付着することでセンサーの精度を低下させてしまいます。雪などで滑りやすい時こそ頼りにしたいセンサーがきちんと作動しなくなってしまう危険性があるのです。また着氷によるミラーやカメラの曇りにも同様の危険が生じます。
当社のフィルムヒーターはこれらの積雪時の問題に対して、解氷・防曇することで解決へのお手伝いをいたします。

フィルムヒーターは「省電力」

ハロゲンランプからLEDランプに変えてせっかく省電力にしたのに、フィルムヒーターで電力使ったら一緒じゃない?と思われるお客さまも多くいらっしゃるかと思います。けれどご安心ください。当社のフィルムヒーターは省電力のため、LEDランプ+フィルムヒーターでもハロゲンランプより省電力になります。

【代表的な自動車電装部品の消費電力】
自動車電装部品の消費電力の表

※当社実験にてΔT≒10℃のフィルムヒーターを使用した場合での数値になります。より高温のフィルムヒーターを使用する場合は消費電力が上がります。


◆消費電力の違い
ハロゲンランプ:53.3W
LEDランプ+フィルムヒーター合計:30.1W
53.3W30.1W =23.2Wの省電力になります。

フィルムヒーターはとても省電力です!

車の様々な部分で使用可能

フィルムヒーターがおすすめの車の使用部分

【例】
・フロントガラス
・ヘッドランプ
・フォグランプ
・サイドミラー
・テールランプ

 など

フィルムヒーターの効果

実証実験を元に当社のフィルムヒーターの効果をご紹介いたします。

実験内容

フィルムヒーターONOFF実験図

ヒーターをONにして5分で約55℃の温度まで上昇させることが可能です。

ヒーター加熱時間の過程図

素早い通電速度を実現しています(白色ライト)

◆条件
ライト 赤,白ともLED使用
表面に霧吹きにて氷を形成させる
 
◆環境
-20℃の環境にフィルムを約1時間保管し、表面に着氷させた後に下記条件にてヒーター加熱を行う

◆ヒーター条件
ヒーター:50umCu配線
電圧:12V
電流:1.9A
電力:22.8W

短時間で温度の上昇が可能

フィルムヒーターではわずか60秒程度である程度の解氷を行うことが可能なため、凍結等で妨げられた視界の確保やセンサーの復帰を素早くサポートいたします。

装着イメージ

ヘッドランプ装着イメージ

ヘッドランプにフィルムヒーターを装着しています。細い金属線を使用しているため、見た目への影響が少ないです。


当社のフィルムヒーターは車の防曇や解氷にお役立ちいただけます。ぜひお気軽にお問い合わせください。

おすすめの記事はこちら


フィルムヒーターにご興味ありましたら、こちらの記事もぜひご覧ください!

 

戻る