タックラベラーとは?貼り方とメカニズム

タックラベラーのメカニズム

タックラベラーとは?

【イメージ画像】

粘着剤があらかじめ裏面に塗布してあるタックラベルを、容器などに貼るためのラベラーです。ラベルは台紙となる剥離紙(ライナー、セパレーターとも呼ばれます)に貼り付けられていて、トイレットペーパーのようなロール(巻き取り)の状態でラベラーにセットして供給します。貼る際は、剥離紙からラベルを剥離させ容器に接着させた後、圧をかけて貼り付けます。

貼り方を選ぶ

タックラベラーには、「流し貼り」と「オフセット貼り」という2通りの貼り方があります。
ラベルや貼り付け対象となる容器などの形状や求められる貼り精度、また、ラベラーを導入する製造ラインの条件などによって貼り付け方法を選びます。

それぞれの貼り付け方法の選び方のポイントをご紹介します。
※ここで挙げたものは一例ですので、該当しないケースもあります。

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画像をクリックすると動画がご覧いただけます。

流し貼り

流し貼り

・ 製造ラインを停止させることなくラベルを貼りたい

スピード > 貼り付け精度 が求められる

・ 中~大ロットの場合

オフセット貼り

オフセット貼り

・ ラベルの形状や貼り付け対象となる容器などの形状が複雑な場合

貼り付け精度 > スピード が求められる

・ 小~中ロットの場合

貼り方のメカニズム(流し貼り編)

タックラベラーはどのようにラベルを容器に貼っているのか、「流し貼り」を例にもう少し詳しく解説します。
基本的な貼り方のメカニズムは、以下の3段階の工程になります。

ラベラー関連用語について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【 工程① 】
コンベヤ上を流れてきた容器をラベルスタートセンサーが感知すると、モーターが駆動し剥離紙を引っ張ります。
【 工程② 】
剥離板を通過することで鋭角に引っ張られ、剥離紙に貼り付いているラベルが剥がされ、ブラシやローラーなどで容器に貼り付けれらます。
【 工程③ 】
ラベルが1枚剥離されると、ラベルストップセンサーによってモーターが停止します。

流し貼りは、製造ラインのスピードに合わせて上記①~③の工程を繰り返し行うことで、ラインを止めることなく連続したラベリングを可能にしています。

当社の超高速ラベラーS-51Vはその名の通り、超高速で①~③の工程を行っております。
こちらの動画もぜひご覧ください。
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