フィルムヒーター
フィルムに配線パターンを形成し、電流を流すことでヒーターとして機能させます。
特長
ラミネート技術と超音波による微細配線技術によって作成した配線パターンに電流を流すことにより、フィルムヒーターとして機能させることができます。
配線パターン技術
自由度の高い配線パターンを構築することができるため、高光線透過率を必要とする部分に対して、最適な配線パターンを施し、防曇・解氷機能を実現いたします。
(パターンマスク、印刷版等の作製が不要で、CADのデータをもとに配線形成可能)
環境配慮
エッチング等を利用した面状ヒーターと比較して、一定線径の金属線を使用するため、特性インピーダンスの変動が少ないこと、廃液や廃材が少なく環境に優しいのも特徴です。
選択可能な導線
導線は0.05~0.12mmに対応可能で性能に応じて選択可能です。
線材種は銅、ニクロム(NiCr)、カンタル(FeCrAl)、タングステン等が選択可能です。
用途
高光線透過率を必要とする部分への融雪・解氷機能、曇り防止、保温などに効果的です。
ヘッドランプ
信号機、看板、標識などのランプ
仕様
項目 |
特性 |
---|---|
パターン形状 |
様々なパターン形成可能 |
パターンサイズ |
Max 350×280㎜ |
パターン間隔 |
Min 0.3mm |
基材種および厚さ |
PC(ポリカーボネート) |
配線材質 |
銅、ニクロム(NiCr)、カンタル(FeCrAl)、タングステン等 |
配線径 |
Φ0.05mm ー 0.12mm |
用途 |
融雪・解氷機能、曇り防止、保温 |
⇒フィルムヒーターの消費電力に関する表はこちらをご覧ください。
フィルムヒーターの構成
基材にワイヤー埋め込みのみの状態
プレス処理によりワイヤーを基材に埋め込み平坦化
同一基材でラミネート
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【当社は製造受託を行っております】
スクリーン印刷による配線パターンの形成も可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。